2019年3月18日月曜日

睡眠障害とフラワーレメディ

睡眠障害とフラワーレメディの癒し


(睡眠障害の方へのフラワーレメディを使用した事例です。)




☆コンサルテーション初回☆


91歳の女性の方で転倒して骨折をした為に長期入院
その後リハビリ期間も終わり自宅の生活へと戻られました。

3ヶ月程長期入院していた為、自宅に戻られてからの環境の変化により、
精神的に不安定になる。

 症状としては夜になると悪夢にうなされその事により、とてつもない恐怖が襲い時にはパニック状態になる事が日々続いている。

この様な恐怖感からはやく抜け出したいが気分の波も激しく、次第に根気が無くなり
精神心的にかなり消耗している。
普段の生活の中でも何かしようと思ってもすぐに暗い気持ちに引き戻され無気力状態になっていくが暗闇に落ちて行かないよう必死に戦っている状態で日々の生活を送っています。

昔の事は良く覚えているが目の前の事は忘れやすくなり、自分が認知症になったのか思い強い恐怖感と不安を抱えて続けている。

担当のお医者様に診断して頂き認知症ではないが睡眠障害と診断される。

今回は改善されないこの状態に娘様の紹介でフラワーレメディの療法をされる事を決断される。

最近では死を考える事もあるが、やはり転倒し骨折した以前のように元気な状態に戻りたいとも思っている。

家族や周囲の皆様の親切や心配が有り難く思う反面、それに答えられない自分に対して情けなく、人の親切すら重く感じてしまっておりまたそのような自分の態度に内心自分は
なんて汚い人間だと思い強い自己嫌悪の状態になっている。


一度目のコンサルテーションでは主にこのような内容の事をお話頂き
現状の気持ちや感情に照らして該当する必要なレメディを選んで行きます。

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初回に選んだレメディ

1、ロックローズ   

とてつもない恐怖が襲い時にはパニック状態になる
事に対して

プラスの指標
恐怖で凍り付いている人を恐怖から解き放ってくれています。
                     


2、スイートチェストナット  

極度の精神的苦痛があるが葛藤し闘っている状態に

プラスの指標
深い絶望感と心理的な苦悩。魂にとっての緊急事態など激しく変化していく難しい時期を、自分を見失ったり挫折したりする事なく乗り切れるように助けてくれます




3、ウオールナット

退院しての環境の変化に適応出来ない状況に


プラスの指標
精神と魂の領域で新しく始まる変化に人間が適応するのを助けます。また生物学的な意味で人間が変化する時期にも有効であるとことが証明されています。
大きな変化が起こる時にはいつも大きなストレスが高まり、従って内面も不安定になるので新しい環境や世界へ船出して行く助けになります。



4、アスペン        
悪夢にうなされる恐怖に

プラスの指標
恐怖心や不安感が薄れ、内面の安らぎや安心感をえられます
いい知れぬ不安が消えて恐れずに新しい経験をしたいという願いが湧いてきます。







5、ハニーサックル    
死を考える事もあるが、前のような元気な状態に戻りたいと思っている。

プラスの指標
過去との関係を良い形で存続させ、現在を生きて行くようになる。過去の体験から学びとるが、過去にしがみつきはしない。過去の素晴らしい思い出を現在の自分の為に持ち続ける。


6、クラブアップル   
強い自己嫌悪感に対して

プラスの指標
寛大になり小さい事で平静さを失わない、適切なものの見方ができるようになる、全体を把握する感覚がうまれる、未解決の問題がある事に気づきそれらを変換していく
自分の不完全さを受け入れられるようになる 



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2回目のコンサルテーション

前回のレメディを3週間から4週間程かけて飲んで頂きその後前回の振り返りを含め
再度、現在の気分についてお話し頂きました。



前回に話していた強い恐怖感や自己嫌悪は和らぐがまだ葛藤は強く気持ちが揺れ動いています。

1人でいる時は苦しくそのまま死んでしまいたいと思う反面、介護をしてくるれ娘といる時や一緒に食事をしているときには幸せに感じる気持ちも出てきました。

今の自分の状況が介護をしてくれている娘にとても負担になっている事が分かるので娘の事がとても心配になっています。

今の自分の苦しみを娘になるべく悟られないように振舞っています。
しかし内心はとても苦しく、自分の中がグチャグチャで自分を保てない事に強い恐れがあります。いったい自分はどうしてしまったのだろう、どうなっているのだろうと苦しい日々を過ごしています。

娘が支えてくれ後押しをしてくれると生活の中の事もやろうという気分になるが、一人になるとやろうと思っても気持ちがついてこない、比較的体は元気だか、気分が全くついてこない事に葛藤し苦しんでおられました。


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2回の選ばれたレメディ

1、スイートチェストナット
前回に引き続き極度の精神的苦痛に対して










2、チェリープラム      
 自分を保てない事の恐れに対して

プラスの指標
落ち着いた精神状態で、理性的に考えて行動出来る。





3、レッドチェストナット  


娘さんに対する介護疲れの心配

プラスの指標
人の事を過剰に心配したりせずにしかし共感できる
困難な状況に居る人に安心感や平静さ、勇気をあたえるようなプラス思考の力を放射できる。 





4、アグリモニー       

内心苦悩しているが、自分の内心を悟られないように振る舞う。

プラスの指標
気分のむらがなくなり識別能力と客観性がでてくる。
純粋な内面的な喜びを感じる。人生で必ずしも楽しいとは思えないような面も、自分の成長の糧にする事ができる。問題を正面からみすえるようになる。




5、ホームビーム      
 精神的疲労感、気分がついてこない事に。

プラスの指標
思考力が働きすぎ、ほかの能力はほとんど使われないため、エネルギーのバランスに乱れが生じます。エネルギーが低下し欠乏していくのでホームビームの花のエネルギーは、偏っていたエネルギーを均一化させる効果があり、再び元気を取り戻してくれます


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3回目のコンサルテーション


前回に比べさらに良くなってきています。
やっと苦しみや追いつめられた気持ちから解放され明るい気分になってきました。

生活のリズムも入院する以前のように戻ってき様に思います。
夜寝る時も恐怖心もなくなり調子は随分良くなったと思います。
しかしまだレメディが無くなると又前の苦しい状態になるのではないかと
言う不安があります。

死や様々な事に対する恐怖はなくなり日々の日常が今迄通り過ごせる事が幸せに思う事が増えてきました。

しかし介護をしてサポートしてくれる娘が疲れていないか心配に思い、いつも気にかかっています。




1、ミムラス

再度病気になるのではないかと不安に思う。

プラスの指標
試練や困難に立ち向かい静かな勇気を持っている人。
感情のコントロールができ恐れることなく人生を楽しめる。
心配と恐れが入り交じった混乱した状態から抜け出して、本来の性質を取り戻す事が出来る。


2、レッドチェストナット  
娘様への心配に
(前回に引き続き)









3、ゲンチアナ


レメディが無くなると又前の苦しい状態になるのではないかと言う不安に対して。

プラスの指標
長期にわたる病気や病気の再発した事を落胆する時に助けになり、どんな障害も越えられない物は無く、最後には何事も打ち勝つ事が出来るという確信ができます。




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その後の感想


その後、レメディを飲む事も忘れるぐらい気分も落ち着き、食事をしていても美味しく幸せを感じています。
また入院する前の自分に戻って嬉しく思います。
レメディの効果に驚いていますし この療法に出会えて本当によかったです。


 数ヶ月後久しぶりに訪ねてみた時にこのような事を仰っていました。
あれから数ヶ月たち、再び夜に不安に思う事が有ったのですが前回の経験が生きて
今回は気持ちを取り乱さずに落ち着いて気持ちの整理ができ、レメディが無くても
すぐに気持ちを切り替える事ができました。それ以降睡眠障害の発作は起こっていません。
今はデイサービスに通い、娘にも負担にならず、私も楽しく過ごす事ができています。
何を食べても食事も美味しいですし、日々幸せと感謝を感じながら過ごせています。




※レメディはあくまで心の症状に対して選ばれるので特定の病気に対して特定のレメディが有る訳では有りません。
どのような気分か、どのように精神的にアンバランスになっているかがレメディの指標となります。

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