2019年9月10日火曜日

CBD、基本知識

CBDオイルって何?て方や今後CBDオイルを試したい方、もしくはCBDオイルが
もたらす健康効果について知りたい方に対していくつかの基本的知識として
以下の事を参考にしていただけたらと思います。




植物性カンナビジオール CBDとは?

世界保健機構(WHO)をはじめ、世界アンチドーピング機関(WADA)でも使用承認するなど、近年、国際的機関にも高く評価され、欧米を中心に医療・健康・美容など様々な分野で話題となっている「CBD(カンナビジオール)」は最近日本でも雑誌に掲載されるなど知名度が上がっています。 
その理由は、「CBD(カンナビジオール)」が、天然化合物として素晴らしい可能性を持った成分であると分かってきたからなのです。

昔から薬草利用されている植物「アサ」に含まれる成分“CBD(カンナビジオール)”

CBD(カンナビジオール)とは、アサ科一年草の植物「大麻草(植物学上表記:アサ)」の主に茎・種子に多く含まれる成分のこと。
原料となる「アサ」からキャリアオイル法や二酸化炭素法などを用いて、CBDは抽出されます。
昔から「アサ」は根っこから穂、葉、茎、種まで余すところなく“薬草”として利用されてきた歴史があり、現代においても私たちの身近で様々な形で利用され続けている植物なのです。
例)×花穂……医薬品・嗜好品
○茎(繊維)……糸、ロープ(麻紐)、織物、神道儀式
(木質部:オガラ)……燃料、建材、プラスチック
○種……食品(ヘンプシード・麻の実)、食用油(ヘンプオイル)、化粧品、石鹸
×葉……医薬品、肥料、飼料
×根……土壌改良
※漢方薬はすべての部位で利用されている 


また、アサは英語では「ヘンプ(Hemp)」、他にも「麻・カンナビス・マリファナ」など様々な呼び名がありますが、日本では“CBDが「アサ=大麻草」に含まれている成分”となると、非常にネガティブな印象を受ける方も多くいるかもしれません。
しかし、実際のところ「アサ(大麻草)」に含まれる精神作用(陶酔感、多幸感、酩酊状態など)を引き起こす成分(THC成分:テトラヒドロカンナビノール)は、“穂(花)・葉にだけ”多く含まれています。
そのため、大麻取締法(1948年制定)でも、THC成分が多く含まれる花穂・葉の利用を禁止していますが、「茎(繊維・オガラ)や種子を利用した製品は除外する」と規定しています。
THC成分のほとんどないアサの茎・種子から抽出されたCBD(カンナビジオール)は、日本でも法律上問題はないので、安心して利用することができます。

カンナビス研究の父

近年では「CBD(カンナビジオール)」が、天然化合物として素晴らしい可能性を持った成分であると分かってきており世界的に注目を浴びる様になっていますが
カンナビスの研究において「カンナビス研究の父」と呼ばれるイスラエル人のラファエル・ミシューラム博士の功績が大きく挙げられます。
ミシューラム博士は1960年代から半世紀以上に渡りカンナビスの研究を重ねてきました。イスラエルはアメリカや欧米各国と比べ、研究の予算やリソースが限られているため、当時世界的に規制されていることでほとんど誰も研究しておらず、ライバルの少なかったカンナビスの研究に取り組みます。

ミシューラム博士は様々な研究者が150年以上前にアヘンからモルヒネを分離し、100年以上前にコカの葉からコカインを分離できたにも関わらず、
1万年以上前に人類と共存するカンナビスの精神活性成分と非精神活性成分を分離できていないことが分かり、その研究に努めます。
1964年に世界で初めて精神活性成分であるTHCというカンナビノイド(カンナビスに含まれる化学物質)を分離することに成功し、様々なカンナビノイドの発見や人体に潜むエンド・カンナビノイド・システムの発見に貢献します。(1963年にはCBDもミシューラム博士らによって発見されております)
                     (アメリカの大麻業界を解説するノートより)


                  
ラファエル・ミシューラム博士のドキュメンタリー映画

補助食品と健康食品の違い

茎など植物全体からの搾汁    種子からの搾汁
ヘンプオイル(エッセンス)≠  食用オイル
CBD , CBG                               オメガ脂肪酸 3:6:9


※ヘンプオイル(エッセンス)と食用オイル(ヘンプ)の違い
 上記記載の通り麻という植物のどの部分より搾汁されているかが違い
今回はヘンプオイル、CBD、CBGについて説明していきます。

食用のヘンプオイルの主要成分は必須脂肪酸です。

食用のヘンプオイルの特徴として脂肪酸の割合が、理想的なバランスになっている事があげられ人体にぴったりの完璧な割合で細胞を健康に保つために、細胞の代謝を引き受ける細胞膜。その細胞膜を作る材料であったりホルモン生成の原料になるのが必須脂肪酸で
身体の維持に必ず必要な脂肪酸のことです。


大麻の種類


    マリファナ    ≠   ヘンプ(産業用大麻)
 THC(向精神作用)     食用オイル、繊維 
   CBD(カナビジオール)



同じ大麻の種類でもマリファナとして日本の法律で非合法とされている大麻と
産業用大麻(ヘンプ)は違う種類の植物になります。
産業用大麻、ヘンプにはマリファナに含まれるTHC(向精神作用)の
成分は殆ど含まれていませんがそのかわり
CBDなどの成分を多く含み、種子から搾汁する食用のヘンプオイルや
繊維をとる為などにもすぐれた植物になります。
実際に産業用の大麻に多く含まれるCBD、CBGなどの成分には健康促進作用があり

人体に対してとても良い事が近年のアメリカでの臨床結果で確認されてきています。



健康促進作用をもつCBD、CBG



CBDやCBGの成分は何かしらの病いや不調に対して又は不調を未然に防ぐ助けとして
人間の健康を保つ為の鍵となる様ないくつかの機能に対して働きかけ健康維持の
助けをしてくれます。
健康を保つ鍵となる機能として、
中枢神経、内分泌系(ホルモン分泌)免疫機構 浄化機構があります。
CBGの成分は身体が肝臓などの器官を使い自然に不純物を排泄する浄化機構にも
働きかけます。
浄化機構(皮膚病、慢性疲労)内分泌系(ホルモン分泌)中枢神経(痛み炎症)免疫機構(アレルギー、慢性疲労)
この4つの機能の何処かで不具合が生じたり又は複合的な機能不全に
陥る事で身体の不調や、慢性的な不調に陥いると言われています。

※例えば花粉症などの免疫機構の不具合の場合、薬を飲む事によって体が過剰な
免疫活動をしないように抑制し炎症をおさえる効果があります。
しかし一方で薬で炎症やアトピーを抑える事で表面的な症状の緩和にはなるものの
おおもとにある浄化機能の不具合を解消するわけではないので根本的な解決にはいたりません。

痛みなどの場合、薬によって神経系統の痛みを抑制する事が出来ますが
ここでもおおもとの神経系の不具合を治す事とは異なります。

睡眠障害等の場合ホルモンの分泌が悪くなる事でメラトニン分泌量が減少してしまうと
体内時計に以上をきたす、睡眠の質が悪くなる、時差の調整が出来なくなる等の症状が
見られ結果的に睡眠の障害になる事が考えられます。
例えば睡眠薬をその作用のメカニズムの違いから2つに分けることができますが
脳の機能を低下させる睡眠薬と自然な眠気を強くする睡眠薬が有るそうですが
現在使用されている睡眠薬の大くは脳の機能を低下させる睡眠薬が中心に
なっているようです。

このように薬により睡眠を促す事はできますがこちらも根本的な原因となるような
内分泌系の不具合を解消するものではありません。
しかし最近の研究では上記にあげたおおもとの4つの機能を正しく調整する機能が
ある事が分かってきています。


内因性カナビノイドシステムとは?



















上記図の説明にある内因性カナビノイドシステムというのが

この4つの機能を調整する事が分かってきており

身体の調整機能である内因性カナビノイドは本来体のなかで常に生成されて私達の
健康を維持する働きがあります。
しかしストレスを受け続ける事や老化にともない内因性カナビノイドが
うまく機能しなくなる事で4つの機能の不具合へと至り身体の健康の問題へと
繋がると考えられています。

身体には分泌された内因性カナビノイドを受け取る受容体が体中に分布されており
麻が持つカナビノイド(植物性カナビノイド)は本来人間が作り出す内因性カナビ
ノイドを受け取る受容体とマッチします。

なので身体の調節機能である内因性カナビノイドが枯渇している場合、

内因性カナビノイドを受け取る受容体の型に植物性カナビノイド(麻由来の物)が当

てはまる事ができ植物性カナビノイドが身体調節機能を活動的にさせる助けに

なります。


受容体CB1 CB2


○○の症状に○○の薬を服用するという事はこの受容体の型にはまる
ように作られている化学薬品が働くのでので効果はありますが化学薬品の長年の使用

による蓄積の場合、浄化出来ずに体が混乱をきたす可能性も考えられます。
しかし天然成分由来の物であれば身体の受容体との親和性が高いため
身体に対する負担を少なくし身体の調節機能自体を高めてくれます。


エンドカナビノイドシステムが影響する部分


実際にカナビノイドが身体に対してどのように働くのか?
植物性カナビノイドを取る事で身体の恒常性をもたらせてくれますが

このカナビノイドシステムが影響するのは以下の図にあるように身体のあらゆる部分

に対して働きかけます

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシスとは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。    (Wikipediaより抜粋)

恒常性=エンドカナビノイドシステム(身体調節機能)
食欲 消化機能 免疫機能 炎症 気分 睡眠 生殖機能 運動機能 体温調節 記憶 痛み 報酬原理

恒常性=エンドカナビノイドシステム(身体調節機能)の役割は

上記に挙げられる事に関連しています
例えばお腹がすいた時にご飯を欲する事は食欲を促しますがこれらの調節機能が
上手く働かないと拒食症や過食症などにも繋がる可能性があります。
その他の機能に対しても調節機能が失われる事によって結果的に健康を害することに

繋がって行ってしまいます。
なので健康維持のためには何かの症状に対して必要であれば症状を抑える事と

合わせてその根本にある身体の調節機能の恒常性をもう一度取り戻す事で
おおもとからの健康促進や健康の維持,好調、又は不調に陥る事の予防を

する事が可能になります。



内因性カナビノイド(エンドカナビノイドシステム)が調整する症状
とCBDの期待される効果



CBDの期待される効果の詳細はこちらからどうぞ




参考になるサイト





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